Twitterで軽く話題にしましたが、内容のあまりの恣意的改竄ぶりに憤りを感じたので、こちらのブログで少し語っておいたほうが良いかと思い、今回記事を書かせて頂きました。
(結果的にちょっと長くなりました…ご了承下さい。)
その話題というのはこちら↓
さっきココロコネクト事件ってのを知ったんだが何が悪いの?
バイト中にトイレ(大)に行った時、ついでにTwitterの返信などをチェックしておこうと思って見たのですが、その時にちょうどフォローしていた方からこちらの記事を知りました。
何というタイミングの良さというか悪さというか…言葉が悪いですが、思い出すだけで正直胸糞が悪くなり、良い記憶がない話題(この問題の追求中、不特定多数から個人的に誹謗中傷を受けた経緯があるため、未だに思い出すと動悸がしたりするほど…)なので、必要な時以外は触れたくもないのですが…
あとで休憩中にその記事を読んでみると、その内容のあまりの改竄振りに正直呆れてしまいました…
なぜいつの間に、悪質なドッキリ企画をしていた方ではなく、追求していた側が悪いということになっていたのでしょうか?
どうもその記事では、「ドッキリ企画がイジメ・パワハラであるかのように印象操作をされて、それにつられた人達が誹謗中傷をして炎上したという事件」というように概要が恣意的に改竄されていました。
おそらくつられた人もいたのでしょうが、大半の方は、イジメ・パワハラであるかどうかはログに残っている動画などを見て判断されたのではないのでしょうか?
この問題が広まった原因として、企画の内容や経緯、発言などが、きちんと証拠として記録に残っていたことも要因のひとつにあると思います。
ここのスレに書き込んでいる人は、一度その動画のログを見ておくべきではないでしょうか?
追求や議論をしたいのなら、誰でも編集できて嘘の情報も織り込めてしまうようなものを情報源にするのではなく、情報ソースを自分の目で見て、調べ、それから発言するべきだと思います。
いくらでも当事者の記録は残っているのですから。
(まぁ、通称・便所の落書きとも言える2ちゃんねるにそこまで求めることもないでしょうが…問題なのは、その内容の真偽すら定かでもないのにまとめ、あやまった情報を拡散しようとするまとめブログに今回は責任があるとは思います。)
話題が広まるのがおそかったのは、言い方が悪いですがただ単に注目度が無かっただけでしょうし…僕もアニメ自体やっていることを知りませんでした。(アニメを見なくなってた時期でもありましたから。)
イベントまでチェックするのは、よほどのファンくらいでしょう。
なんで今回のこのイベントだけ追求されるのかという意見もあるでしょうが、注目度が低ければ問題ある企画をしていたとしてもスルーされることも中にはあるとは思います。それは仕方のないことでしょう。人間の認識力にも限界はあります。
今回の事だって、きっかけが無かったら埋もれていたでしょうし。
ですが発覚してしまった以上は、納得のいく釈明をするべきではあると思います。
なのに当事者が行った事と言えば、自己弁護(プロだからイベントを全うした。プロだからこういうことは当然の事。)と責任転嫁(見ている人が勝手に勘違いしただけ。そういう意図は無い。)ばかりでした。
実際問題、イジメ・パワハラだったのかどうかは、当人同士にしか分からないことなので、追求は難しいとは思います。本人が気にしていないというのならそこで終わる話です。
ですが、企画内容の釈明に関してだけは、多分、この業界に詳しくない一般の方から見たら「プロが言うなら…そういうものなのか。」と思う方もいるでしょうが…自分自身、プロという立場から言わせてもらえればその釈明はありえません。
プロだからイベントを全うしたというのは同意できますが、その後に生じるのは「責任」です。
自分の行動・発言というのは、たとえ言わされたことであろうと責任が生じます。それを回避するために、イベントなどの修正が効かないものには、打ち合わせがあったりして問題が無いように修正したりするものです。それがプロの仕事です。
そして彼らは、声優、つまり声で演じる役者でありながら、同業者に対して演技をするという行為を侮辱し貶めてしまいました。
これは断じてプロの声優として、役者としてあってはならないことです。
声優は、役者は、役を頂かないことにはその存在価値を見出すことは出来ません。
そのため、オーディションに取り組む時はそれこそ必死です。
程度の差はあれ、その役を掴もうと考えて考えて考えて…悩んで悩んで悩んで…その末にようやく見い出せた答えを持って望むものです。
「何となくこんな感じで…」という方は(恐らく…)いないでしょう。
その行為は、作品に対して、そして作品に携わる方々に対しての失礼に当たりますから。
自分が出させて頂く作品には最大級の敬意を払います。それもプロとして常識です。
そして、彼らが侮辱し、笑い者にしたのは、そこまで磨きあげた役者としての魂そのものなのです。
その行動が果たして「プロとして当然のこと」なのでしょうか?
声優に、役者に対して、そして作品に対しても最大級の背信行為であると僕は思います。
そのような間違った行為を「プロとしての行為」として一般の人達に嘯くことは、それこそ同業者に対して、そして声優業界に対して非常に迷惑な行為です。
そして、これまで先人たちが積み上げて確立してきた「声優」という文化を貶める行為だと思います。
(個人的な事として発言していれば問題は無かったのですが、彼らは何故か「プロ」として、業界全体を巻き込んだ発言にしてしまいました。)
だからこそ僕は、たとえ周りから誹謗中傷を受けようとも、そこだけは訂正してもらうべきだと責任を追求しようとしているのです。
僕のことを誹謗中傷していた方の中には、「売れない声優の僻み」と思う方もいるでしょう。
そう思いたいのなら思ってもらっても構いません。それは自由です。
ですが、ではなぜこの事件に関して、公的なラジオで、あなた方もよく知る声優が思わず苦言を呈してしまったのでしょう?
先ほど説明した、プロの声優として、侮辱されたことの内容の重さを理解しているからではないでしょうか?
一般の方にはもしかしたら理解してもらえないのかもしれませんが、プロの声優として活動している方なら、この事は普通に理解できる事です。
そして、あの謝罪文(?)の内容はありえないということも。
「プロ」と言うのは、お金を貰って仕事をすることはもちろんですが、「先人たちの築き上げてきた文化を受け継ぎ、後世に引き継いでいく」というのも重要だと僕は思っています。
だからこそ、この前例だけは今のうちに訂正しておかなければいけないことだとも思います。
僕が不特定多数の一般の人達からの協力を仰ぐのを辞めたのも、この事があったからです。
どうもその誹謗中傷の内容から、一般人の認識とプロとしての認識のズレがあったので、このことを理解してもらうことは難しく、一緒に協力して追求することは難しいと思ったためです。
(あと、追求部分が人によってバラバラで、方針がブレブレになっていたことも原因ですが…)
この問題を僕が未だに取り上げている理由がこれで少しは伝わって頂けると幸いです。
そして皆さんには、決して間違った情報に流されること無く、「逃げ得」にならないように、このような事件があったことを風化させないように覚えておいて頂ければと思います。
長文、失礼致しました。
(結果的にちょっと長くなりました…ご了承下さい。)
その話題というのはこちら↓
さっきココロコネクト事件ってのを知ったんだが何が悪いの?
バイト中にトイレ(大)に行った時、ついでにTwitterの返信などをチェックしておこうと思って見たのですが、その時にちょうどフォローしていた方からこちらの記事を知りました。
何というタイミングの良さというか悪さというか…言葉が悪いですが、思い出すだけで正直胸糞が悪くなり、良い記憶がない話題(この問題の追求中、不特定多数から個人的に誹謗中傷を受けた経緯があるため、未だに思い出すと動悸がしたりするほど…)なので、必要な時以外は触れたくもないのですが…
あとで休憩中にその記事を読んでみると、その内容のあまりの改竄振りに正直呆れてしまいました…
なぜいつの間に、悪質なドッキリ企画をしていた方ではなく、追求していた側が悪いということになっていたのでしょうか?
どうもその記事では、「ドッキリ企画がイジメ・パワハラであるかのように印象操作をされて、それにつられた人達が誹謗中傷をして炎上したという事件」というように概要が恣意的に改竄されていました。
おそらくつられた人もいたのでしょうが、大半の方は、イジメ・パワハラであるかどうかはログに残っている動画などを見て判断されたのではないのでしょうか?
この問題が広まった原因として、企画の内容や経緯、発言などが、きちんと証拠として記録に残っていたことも要因のひとつにあると思います。
ここのスレに書き込んでいる人は、一度その動画のログを見ておくべきではないでしょうか?
追求や議論をしたいのなら、誰でも編集できて嘘の情報も織り込めてしまうようなものを情報源にするのではなく、情報ソースを自分の目で見て、調べ、それから発言するべきだと思います。
いくらでも当事者の記録は残っているのですから。
(まぁ、通称・便所の落書きとも言える2ちゃんねるにそこまで求めることもないでしょうが…問題なのは、その内容の真偽すら定かでもないのにまとめ、あやまった情報を拡散しようとするまとめブログに今回は責任があるとは思います。)
話題が広まるのがおそかったのは、言い方が悪いですがただ単に注目度が無かっただけでしょうし…僕もアニメ自体やっていることを知りませんでした。(アニメを見なくなってた時期でもありましたから。)
イベントまでチェックするのは、よほどのファンくらいでしょう。
なんで今回のこのイベントだけ追求されるのかという意見もあるでしょうが、注目度が低ければ問題ある企画をしていたとしてもスルーされることも中にはあるとは思います。それは仕方のないことでしょう。人間の認識力にも限界はあります。
今回の事だって、きっかけが無かったら埋もれていたでしょうし。
ですが発覚してしまった以上は、納得のいく釈明をするべきではあると思います。
なのに当事者が行った事と言えば、自己弁護(プロだからイベントを全うした。プロだからこういうことは当然の事。)と責任転嫁(見ている人が勝手に勘違いしただけ。そういう意図は無い。)ばかりでした。
実際問題、イジメ・パワハラだったのかどうかは、当人同士にしか分からないことなので、追求は難しいとは思います。本人が気にしていないというのならそこで終わる話です。
ですが、企画内容の釈明に関してだけは、多分、この業界に詳しくない一般の方から見たら「プロが言うなら…そういうものなのか。」と思う方もいるでしょうが…自分自身、プロという立場から言わせてもらえればその釈明はありえません。
プロだからイベントを全うしたというのは同意できますが、その後に生じるのは「責任」です。
自分の行動・発言というのは、たとえ言わされたことであろうと責任が生じます。それを回避するために、イベントなどの修正が効かないものには、打ち合わせがあったりして問題が無いように修正したりするものです。それがプロの仕事です。
そして彼らは、声優、つまり声で演じる役者でありながら、同業者に対して演技をするという行為を侮辱し貶めてしまいました。
これは断じてプロの声優として、役者としてあってはならないことです。
声優は、役者は、役を頂かないことにはその存在価値を見出すことは出来ません。
そのため、オーディションに取り組む時はそれこそ必死です。
程度の差はあれ、その役を掴もうと考えて考えて考えて…悩んで悩んで悩んで…その末にようやく見い出せた答えを持って望むものです。
「何となくこんな感じで…」という方は(恐らく…)いないでしょう。
その行為は、作品に対して、そして作品に携わる方々に対しての失礼に当たりますから。
自分が出させて頂く作品には最大級の敬意を払います。それもプロとして常識です。
そして、彼らが侮辱し、笑い者にしたのは、そこまで磨きあげた役者としての魂そのものなのです。
その行動が果たして「プロとして当然のこと」なのでしょうか?
声優に、役者に対して、そして作品に対しても最大級の背信行為であると僕は思います。
そのような間違った行為を「プロとしての行為」として一般の人達に嘯くことは、それこそ同業者に対して、そして声優業界に対して非常に迷惑な行為です。
そして、これまで先人たちが積み上げて確立してきた「声優」という文化を貶める行為だと思います。
(個人的な事として発言していれば問題は無かったのですが、彼らは何故か「プロ」として、業界全体を巻き込んだ発言にしてしまいました。)
だからこそ僕は、たとえ周りから誹謗中傷を受けようとも、そこだけは訂正してもらうべきだと責任を追求しようとしているのです。
僕のことを誹謗中傷していた方の中には、「売れない声優の僻み」と思う方もいるでしょう。
そう思いたいのなら思ってもらっても構いません。それは自由です。
ですが、ではなぜこの事件に関して、公的なラジオで、あなた方もよく知る声優が思わず苦言を呈してしまったのでしょう?
先ほど説明した、プロの声優として、侮辱されたことの内容の重さを理解しているからではないでしょうか?
一般の方にはもしかしたら理解してもらえないのかもしれませんが、プロの声優として活動している方なら、この事は普通に理解できる事です。
そして、あの謝罪文(?)の内容はありえないということも。
「プロ」と言うのは、お金を貰って仕事をすることはもちろんですが、「先人たちの築き上げてきた文化を受け継ぎ、後世に引き継いでいく」というのも重要だと僕は思っています。
だからこそ、この前例だけは今のうちに訂正しておかなければいけないことだとも思います。
僕が不特定多数の一般の人達からの協力を仰ぐのを辞めたのも、この事があったからです。
どうもその誹謗中傷の内容から、一般人の認識とプロとしての認識のズレがあったので、このことを理解してもらうことは難しく、一緒に協力して追求することは難しいと思ったためです。
(あと、追求部分が人によってバラバラで、方針がブレブレになっていたことも原因ですが…)
この問題を僕が未だに取り上げている理由がこれで少しは伝わって頂けると幸いです。
そして皆さんには、決して間違った情報に流されること無く、「逃げ得」にならないように、このような事件があったことを風化させないように覚えておいて頂ければと思います。
長文、失礼致しました。