約半年間、アニメ「ココロコネクト」のイベントで行われたドッキリ企画の悪質さについて、制作側の責任問題を追求してきましたが、本日、以前、仕事でお知り合いになった、今回の件の関係者とお知り合いのとある方から、「この事件についてのその後を聞いてみたけど、どうやらとりあえず落ち着く所に落ち着いたようです。」というお話を聞きまして、その内容から考えるに、確かに、これが現状考えうる最良の落とし所かもしれないと判断したので、僕自身も、この問題の追求を、ひとまず終えることにしました。


どのような解決があったのかは、その方からの要望により、また、その方や関係者の信用問題に関わるため、申し訳ありませんが伏せさせて頂きます。

ただ、勘違いしないで頂きたいのですが、飽くまで「落とし所に落ち着いた」だけであって、僕自身、完全に解決したとは思っておりません。
今でもなお、あの内容は声優全体に喧嘩を売っている内容だと思っていますし、それに関しての訂正も謝罪も行われていないのは確かです。
制作側は、(内容は伏せてますが)必要最低限のやるべき事をしたということに過ぎません。

それを表に出せないのも、それを認めてしまうと、企業にとっての信用問題、賠償問題に発展してしまうため、認めたくても認められないということであり、それはどこの企業も同じ事だと思います。
彼らに出来る事は、今後、どうやって汚名返上していくか…業界に、声優に対してどれだけの貢献をしていくことが出来るかだと思いますし、それは今後も、私を含め、この問題に取り組んでくれていた人たちも引き続き見守っていく必要はあると思います。

抗議を続けていくことも良いと思います。
それは、改善を求める行動ではあるし、彼らはそれだけのことをされても仕方ないことをしていると思います。
そして企業に対しても、少なからずそのメッセージは届くと僕も思います。

そういう意味では、僕は今回のこの事件に関わった制作側、企業、事務所、声優に関しては、厳しい言い方ですが、「見限った」とも言えるかもしれないです。

今後、何らかの汚名返上の為の貢献行為、もしくはそういう姿勢を見せていかないのであれば、僕自身、その程度のものなんだという対応しかしませんし、そういう扱いしかしないです。
そして、業界で活動していく上で、関係者の話題が出る時は、それを踏まえて話をしていくと思います。

なので、この記事を見て勘違いしてもらいたくないのは、「解決したから忘れよう」ではなく、「最低限の第一段階はクリアしたので、今後を見守る猶予を与える」ということだということを理解してもらいたいです。



遅くなりましたが、今回、この問題解決に関して、色々とご協力頂いた方々には、本当に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。


是非とも、今後もこの業界を、冷静な目で監視して、間違ったことがあれば指摘していって頂ければと思います。



最後に…

今、声優で活動している人、声優になろうと頑張っている人に一つアドバイス…

「盲目にならない事」

この業界、「天才ぶってる凡人」が多いです。
それは、制作側の人間だったり、同業の声優だったり…

そして、その人の実績ばかりに目が行って盲目になってしまい関わってしまうと、痛い目にあってしまうことが多々あります。

仕事をする上では、実績ではなく、その人の本質を見抜く癖をつけた方がいいです。
その上で、尊敬をするようにしましょう。

ちなみに僕は、「努力でなんとかカバーしてる凡人」です。(´・ω・`)